ハースストーンホームについて
ハースストーンホームのはじまり
米国テネシー州に拠点を置くハースストーンホームの始まりは、1971年になります。創立当初は、アパラチア山脈南部にて古くなったログハウスの修復事業を主に行っていました。しかし、歴史あるログハウスを修復して住みたいと願った人が、当時あったログハウスより多くいたため、全てのニーズには答えることが出来ませんでした。そこでハースストーンホームは、1970年代に始まったティンバーフレーム復興活動に参加することで、途絶えてしまった伝統構法のノウハウや木工技術を修得し、これまでの修復事業から建設事業へとシフトしていきました。
ハースストーンホームが造る昔ながらの美観と耐久性、そして近代的な快適性を持ち合せた伝統構法のティンバーフレームは、これまでの数千軒の施工経験と歴史あるログハウス修復技術によって支えられています。
ハースストーンホームの使命
伝統構法の復興と継承
ティンバーフレームは、20世紀前半まで栄えた建築構法でしたが、その後、早くて安いツーバイフォーやツーバイシックスの出現によって、衰退していきました。その結果、伝統構法のノウハウや技術が次の世代に継承されず、一度は途絶えました。しかし、大量生産型の家づくりに疑問を持った職人とティンバーフレームの研究者達(Steve Chappell)が立ち上がり、昔の設計図や建築物を緻密に研究し、ついには伝統構法を完全に復活させることに成功しました。ハースストーンホームは、このティンバーフレーム復興活動に賛同し、伝統構法で造るティンバーフレームの普及を図ることで、次世代にその技術を継承していきます。
ログハウス住宅の普及
かつてダブテイルログハウスは、ティンバーフレームが普及しはじめた17世紀まで、西部開拓時代に移住した開拓民の住宅として使用されていました。 しかし、住宅としての快適性とより街環境に適したティンバーフレームの需要が高まり、次第に住宅用としてダブテイルログハウスを建てる人が減っていきました。 ハースストーンホームは、従来のログハウスの弱点であった断熱性と気密性を大きく向上させることに成功したことで、住宅として快適に暮らせる角ログハウスを可能にしました。 そして、この快適な街暮らしが出来るログハウスを、より多くの人に知ってもらうことで、ログハウス住宅の普及に努めます。