2026年03月31日

2026年春、箱根・芦之湯にて和を取り入れた「ダブテイルログハウス in芦之湯」プロジェクト始動

ハースストーンホームは、2026年4月、神奈川県箱根町芦之湯にて、新たなダブテイルログハウスの建築プロジェクトを開始いたします。本計画は、アメリカで進化したダブテイルログハウスに、日本の住文化や美意識を融合させた住まいとして、自然・温泉・木の家が調和する箱根ならではの環境を最大限に活かしたログハウス計画です。

Starting Project of Dovetail Log Home – Ashinoyu, Kanagawa

計画地は、標高875mを超える澄んだ空気に包まれた場所です。
江戸時代より「箱根七湯」の一つとして知られ、今なお湯治文化の面影を色濃く残す、芦之湯の静かな温泉地に位置しています。箱根外輪山に囲まれたこの地は、四季の移ろいとともに霧や光、風景の表情が変化し、訪れるたびに異なる空気感を味わえる特別な場所です。都市の喧騒から距離を置き、本当の意味で心身を解きほぐすことができる別荘地として、国内外から高い関心を集めています。

本計画で採用する建物は、国産杉の大径材を用いた
EASTRIDGE(イーストリッジ)―「NIPESOTU(ニペソツ)」シリーズ
EASTRIDGEの標準仕様となる、日本固有種である杉材「厚さ150mm × 幅300mm」の角ログを使用した、平屋建てのダブテイルログハウスです。重厚感のあるログサイズは、構造的な安定性とともに、住まいとしての安心感と確かな存在感を兼ね備えています。

本邸では、オーナーの意向により、和のスタイルを積極的に取り入れた設計を採用しています。アメリカの伝統的な角ログ構法をベースとしながら、間取りや空間構成、素材の使い方に日本的な感性を反映し、和と洋が自然に溶け合うログハウスを目指しています。畳や和の意匠を取り入れた室内空間、日本の暮らしに馴染むスケール感や動線計画により、「ログハウスでありながら、どこか日本の住まいらしい落ち着き」を感じられる一棟となる予定です。

すべての構造ログには、長い年月を経たオールドログの風合いを再現するため、ハンドヒューン(手斧仕上げ)加工を施しています。職人の手仕事によって刻まれる不均一な凹凸と陰影は、機械加工では表現できない深みを生み出し、箱根の深い森の中で、まるで時間に磨かれてきたかのような落ち着きと風格を建物にもたらします。和の空間要素と組み合わさることで、素材の表情がより一層引き立つ構成となります。

この住まいの大きな特徴のひとつが、天然温泉を引いたポーチ空間です。
その一角には、ヒノキ造りの露天風呂を設置する計画となっており、湯に身を委ねながら、山の気配、木の香り、澄んだ高原の空気を五感で楽しむことができます。和の湯文化とログハウスの温もりが交差するこの空間は、上質なバケーションレンタルを思わせる非日常性を備えつつも、あくまで日々の暮らしに寄り添う「住まい」として、使い勝手や居心地にも配慮した設計としています。

本プロジェクトは、現在シンガポールやインドネシアを拠点に活動されているオーナーが、リタイア後の人生を芦之湯で穏やかに過ごすための住まいとして構想されたものです。海外での長いキャリアを経たからこそ、日本の自然や温泉文化、そして木の家がもつ本質的な心地よさに立ち返り、「静かに、丁寧に暮らす」時間を大切にしたい——そんな想いが、この和を取り入れたダブテイルログハウスの随所に反映されています。

別荘としての滞在、そして将来的には終の住処として。
この建物は、単に消費される非日常の空間ではなく、和とログハウスの魅力を併せ持ちながら、人生の次章をゆっくりと受け止め、積み重ねていくための場所として設計されています。


ログハウス住宅データ

  • 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯
  • 延床面積:67.29㎡
     (ログハウス本体:43.40㎡/ポーチ:23.89㎡)
  • 構法:丸太組み構法(ダブテイルノッチ)
  • ログサイズ:150 × 300mm(国産杉)
  • 用途:住宅

現場見学や本プロジェクトに関するご質問は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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By ハースストーンホーム | 2026年03月31日

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